知らぬがゆえに
- teapeicoffeead
- 2023年6月10日
- 読了時間: 2分
物事というのは、知っていればそれだけ造詣が深くなり、
一個人として何かをアウトプットする場合には、その人の技量やらレベルを示す…
ことになると思う。
が、しかしやな。
知らないがゆえに、今までに誰も考え付きもしなかった新たなルートを
開拓してしまうこともあると思う。
何ていうか、着眼点?視点?がそもそもの話、ちゃうのよ。
スタートラインでみんなゴールに向かって並んでる中、
一人だけレースに参加してることすら認識してないような。
そんな人が稀に居ると思う。
そしてまた、とんでもねー作品を生み出してやがりやがることもある。
常識外れなことをしてやろう!と思ってするのとはまたちゃう。
力みのない自然な振る舞いで以って、キ◯ガイみたいな所業…
基礎も基本もない。衒いもない。
ただ、澄みわたったアイディアだけが倒壊寸前のバラック家屋のようなバランスで成り立ってる。
…そうありたい。
いや、願っても努力してもなれるもんちゃうねんけどな。
知見が増えることによって、純度がくすんでいくことには、少しだけ恐怖してる。
学ぼうとしないことへの言い訳でしか無いことは百も承知のすけよ。んなもん。
自分の知り合いたちはみんな、優しい。
自分の創作に対して、個性的やとか、面白いと言うてはくれる。
自分が作った音楽にも。
ま、世間的に受け入れやすいキャッチーさがなければ、再生なんか
されるわけはなく、一過性の凡作として情報の底に沈んでいくだけのことで。
自分のトコロにたどり着いた人の中の、更に自分の作品が好きやと思う人が聴いてくれてれば、ソレに越したことはないですがね。
再生数、伸びたらいいなぁとは、そらまぁ、思いはするけども。
まぁ伸びんやろなぁとも思っとるので…
それでも作る。
作ることが好きやから。
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