ミックスで気づいたこと
- teapeicoffeead
- 2024年9月15日
- 読了時間: 2分
新しい曲を録音してミキシングしてて、はたと気づいたことがあった。
ステレオとモノラルのことである。
今までは全トラック一貫してステレオ編集であった。
なぜか。
使ってるミキシングソフトの設定が最初からステレオやったから。
これまで特に疑問を感じなかった訳やけど、
よくよく考えると、あれ?となった。
定位を決めるときである。
パンニングともいう。
ステレオ編集やと、左右のバランスで聞こえる位置を決めることになるから、
実際に決めたい定位以外からも音がにじみ出ることになる。
右に70%に配置すると、左からも多少の音はなってはいると。
左右から聞こえるそれぞれの音量で、
どこらへんに配置されてるかを錯覚させてるというか。
なんか、そのシステムが邪魔をしてるところがあるよなぁと思い。
過去に出した作品でも、
「なんかなぁ…もうちょいダマになってるん、改善できたらなぁ」
と思うことは多々あった。
要は、わざわざステレオでやらんでもええことをステレオでやってしもてた。
本来なら何かの狙いがあってやることを、特に意図なくやってたってこと…
モノラルでいいとこはモノラルにすべきやったってわけ。
音の広がりを効果的に使いたいパートで、やっとステレオを選択すればよかったんやねー。
自分でこれに気づいたとき、
うわああああああああマジかぁあああああああ
ってなったけど
よくよく調べてみると普通のことっていうか、当たり前の大前提らしいです。
「そらそーやんな」と一人冷静に噛み締めました。
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