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なぜそれをやるのか

  • teapeicoffeead
  • 2023年7月23日
  • 読了時間: 3分

自分は音楽を作り、バンドを組んで時々曲をリリースしている。


音楽ってのは無形で、その「在り方」なんぞ千差万別どころでは無いと思う。

色んな意味で。


我々はセルフレコーディングで、粗くたい音源をネット上でリリースしているが、

一方でライブ活動はしていない。

理由はいくつかあるが。まぁそれはさておき。



…で、それって音楽活動と言ってもいいのか?



まぁ色んな活動のしかたがあるので、活動してるっちゃあ、してる。

ただしかなーり受動的にであるが。


「ここに置いとくので、聴きたい人はどうぞ。」

とか

「偶然にも僕らの音楽にたどり着いて、

 更に、いいな、これ!と思った人に聴いてもらえればいい。」

だとか。

そういう心持ち。


発信をする気があんまりないのである。


閲覧数とかイイねの数、拡散された数…

どうしても気にしてしまうやん。


で、多分そんなには聴かれないのよ。我々の曲は。

今でもリリースした曲はそんなには聴かれてない。



表立って「聴いて!これ!新作!みて!広めて!」

みたいなのはなんとなく嫌やし。


うーん。劣等感が邪魔しまくってるなぁ。


おまえさぁー。Tep(自分)の癖にさー。調子乗ってない?

お前程度の存在がよー。いきんなよなぁー。


って言うやつがじわじわと顔を覗かせるんですよね…

(心のなかで。)


自分の曲はすごくいいと思ってレコーディングしてるし、

相方も「おもろい」と言ってはくれている。

カッコいいと思うし、今までにない様相かってあると思う。


でも、なんかね。

ひけらかすみたいで、大々的に、ポジティブな発信はできなくもあり。で。




そしてまた、最近思ってることの一つが…


自分は多分、音楽家じゃない。


ってやつ。

音楽作ってるけども、それってのは幾つかある表現方法の一つやろうな。

文章、詞、絵、動画、物作り…

いろんな方法でアイディアを投影、具現化することが出来ると思う。

音楽はその内の一つであって。


ガッツリ真剣に音楽のみに向き合ってる人は絶対に音楽家やと言えるでしょうが

自分のような半端者は果たして音楽家なのか…?


創ることの過程はメチャクチャ楽しいし、頭も回転しまくる。

しかし出来上がってみると…


まぁ、これはこれでイイけど。

制作時ほどの熱量は無いなぁ…

昔からそうやけど、出来上がると大分と冷めちゃうのだなぁ、これが。


それも手伝ってか、作ってレコーディングした曲をライブでお客様に届けるってことも

あんまり気乗りしない…


ええ曲やけど、もう出来ちゃったからなぁ…次行こ。次。


みたいな。



よく思い返してみれば、そもそもライブに重きをおいてないのは

音楽を始める前、リスナーの頃からかもしれない。


音源、CDを持ってるのに、ライブ行く必要ってある?


こんなことを言うと色んな人に怒られそうやけど。

そう思ってたのは結構事実。


まぁ、とはいえ、色んなライブとかフェスには行ったけどね。

ものは試しと言うか、経験として。


その経験ってのが、みんなが求めるモノなんかな、おそらく。

その場、その時だけの空気感、その時の演奏、MC。

ライブだけでの体験。


なんでみんな、「ライブで観たい!」って思うんやろうね。

眼の前に本人がおるから?

本人達が奏でた音を直に浴びれるから?

好きな、尊敬してる、(アイドル視してる)人たちに会いたい、直で観たいから?


あんまり個人的にはピンとこない部分が多いけど、

世間的にはそんな感じらしい。



いろいろ書いたけど、まぁええねん。

自分のペースでやるねん。

…不正解でもいいし。

作っては出す。ライブは多分しない。と思う。

そんな感じでした。

 
 
 

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